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コンピューターで「脳」がつくれるかを読みました

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TLで話題を埋め尽くした@kazoo04氏の本を読んだのでレビューというよりは感想を。

 

 

・誰でも読みやすく、理解しやすい

 やはり読みやすいです。「数式は1つもでてきません」と書いてある通り理論の解説なども数式を用いず言葉で最低限の解説でまとまっています。最低限といっても読者に配慮しきれていないなんてことはなく十分内容を理解できます。私はどちらかといえば文系に属しますが、丁寧な解説でちょっと振り返って読み直したりすれば書いてある内容を一通り理解することができました。そんなわけで文系の人にもオススメです。

 

・充実な内容と構成

 全6章+「終わりに」という構成ですが各章ごとの内容のカバー範囲が素晴らしいです。特に1章、2章では既存の人工知能と汎用人工知能の違いをサクッと分かりやすく解説されています。この2つの章はイラストも多く、人工知能について疎い人に対する理解補助もしっかりされています。3章、4章はメインテーマである5章の「汎用人工知能をつくるには」に必要な知識が解説されています。特に3章の脳のしくみについての内容がとても充実していて気に入っています。6章は汎用人口知能が社会の一部となった未来についてですがやはり面白いですね。人によっては6章は1章の前に読むとより本書に対する理解が深まるのでは?と思いました。

 

・飽きさせないイラスト

 技術書というものは内容もギッチリ詰め込まれていて読むのに一苦労するものが多いです。本書は上に書いた通り数式などは登場せず読みやすい構成になっています。その読みやすさをさらに上げているのが本書の魅力的なイラストです。200ページ弱の本書の実に5分の1ページにはイラストがあります(しかもフルカラー)。このイラストの1つ1つが読者の理解をサポートしてくれます。私も複数のページで文字だけだと理解が追いつかなかった内容をイラストのおかげで理解することができました。著者をモデルにしたイラストが色々な表情をとるのがとても良かったです。ちなみに私はフラダンスを踊るイラストが好きです。

 

 

上にも書いたとおり文系を含めた汎用人工知能初心者の方にもオススメできる一冊です。

ところで増刷が決まったそうなので、本書の印税で自費サイン会を開催されるのを心待ちにしています。

 

コンピューターで「脳」がつくれるか

コンピューターで「脳」がつくれるか

 

 

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