昨日艦これの劇場版が公開されたことを知り、今日朝一で観てきました。
軽く感想を書いていこうと思います。
(ネタバレの恐れがあるので未視聴の方はご注意ください)
先にざっくりとした感想を言うと素直に面白かったです。
TVアニメは一応12話完走さえしましたが後半は正直観ていて面白くなかったので映画もあまり期待してなかったのですが、いい意味で裏切ってくれました。
要点に分けて評価ポイントなどを。
作画
戦闘シーンでの3DCG率が減り、ほぼ手描きになっていました。
これだけでかなり観れる作品になったと思います。
手描きになっただけではなく全体的に丁寧な作りになっていて、後半の戦闘シーンはかなり見応えのある形になっています。
また、前半に艦娘たちが集合するシーンがあり、そこでの各艦娘の作画が丁寧で好印象を受けました。
テンポ
90分とアニメ映画だと平均的な上映時間ですが、全体的にみて無駄なシーンが殆ど無くすっきり観れます。
この辺りは最近だとガルパンの劇場版に近いでしょうか。(上映時間は異なりますが)
パンフレットによると泣く泣く削ったシーンもあるみたいですが、個人的にはこれくらいの内容で良かったと思います。
キャラクター
登場する艦娘はTV版に比べ増えましたが、一番新規の艦娘で時津風までとなっています。
これは内容がTVアニメに繋がっているためTVシリーズの悪印象で艦これのブラウザゲー自体を切った人への配慮かなーと思いました。
私はTVアニメ放送の半年くらい前にブラウザゲーを触らなくなったので、登場する艦娘の種類によっては混乱する心配が多少あったのですが、その心配は問題なく過ぎました。
私にとっては評価点ですが、推しの艦娘が最近のキャラの提督にはマイナスポイントでしょうか。
軽空母から龍驤が出たのは嬉しかったです。潜水艦は引き続き登場しません。
北上
北上が5回も喋ってくれて最高だった。
いや5回って下手したら陸奥より多いよ。
艦隊配属シーンのカットでピースしてたの可愛すぎ問題。
正直これだけで1500円の価値あった。
結局推しの艦娘が登場する提督はTVアニメ以上に満足できると思う。
具体的には書きませんがTVアニメ一番の被害者提督たちも救われると思います。
不満点というかいまひとつに感じたのは、戦闘が精神戦みたいなシーンに移ってからの展開が少しテンポが悪く感じた。それだけ。
劇場グッズはパンフレットとクリアファイルを購入しました。
右がパンフで左2枚がクリアファイル(2枚ワンセット)
パンフレットは帰りの電車でざっくりと読んだ感じだと、舞台となる鉄底海峡の作戦展開図のページは読み応えがありました。
吹雪役の上坂すみれさんのインタビューも収録されているのでそちらのファンの方は嬉しいかも。
クリアファイルは多分2種類。吹雪の姿に惹かれてこちらを買いました。
ただ第六駆逐隊は暁を除いて殆ど登場しないので劇場グッズ化するキャラかと言われると少し微妙です。
艦これのアニメに関してはTV版で散々な印象を受けた方が多いと思いますが、劇場版はその反省を活かした作品になっています。
一度受けた悪印象は簡単に変わるものではないですが、騙されたと思って観てみる価値はあると思うので劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
立川では終了したガルパンに代わり爆音上映もしているそうなのでそういった楽しみ方もアリだと思います。