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IIDXの記録とアニメの話

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傷物語全三章を観た感想とか

今月6日に最終章の冷血編が公開された傷物語ですが、ようやく観ることができました。

2016年の1月に公開された第一章の鉄血篇から丸一年でやっと完結したなーという感じです。

 

思えば傷物語が最初に映画化が決定した当時は「2012年公開」というものでした。

自分の物語シリーズとの出会いは2012年当時放送していた偽物語だったのですが、キャラ同士の掛け合いや演出の独特の雰囲気、いわゆるシャフト感に非常に惹かれたのを覚えています。

偽物語を完走した後に化物語も完走し、傷物語が2012年公開という情報を知ってからは毎日が楽しみでした。

しかしやがて2013年、2014年と延期を繰り返し、最初の公開予告ページが削除された時は「あ、終わったな」と思いました。

物語シリーズのアニメ自体は、その後も猫物語、セカンドシーズン、憑物語と断続的に放送され、2015年の秋アニメで終物語が放送されました。

「ついに終物語まできてしまったな・・・」と感じつつ1話を観つつEDも終わったタイミング、そこで唐突に劇場版傷物語の告知がされました。

「2016年1月」「監督:尾石達也

この情報だけでどれだけ感動したことか。

ついに俺達の2012年が来たんだなと。

 

2016年1月8日金曜日、朝一で梅田のTOHOシネマズに駆け込みました。

平日とは思えないあの時の劇場内の熱気は今でも鮮明に思い出せます。

2012年から4年、それだけ期待されている作品だったのは間違いありません。

三部作にしたこともあり一章辺りの上映時間は短く、第一章の鉄血篇は60分強でした。

上映が始まると60分という時間はあっという間に過ぎ、気がつくとEDになり身体が震えていました。

「あぁ、化物語だ・・・」

初回はこの印象がとても強く残りました。

 

TVアニメの物語シリーズは、偽物語からコミカルな掛け合いメインに移行し、同時に化物語シリーズディレクターを努めていた尾石達也氏が制作から抜けました。

それ以降の物語シリーズのアニメには「何か足りないな・・」と思うものが自分にはありました。

それが何なのかは分からないけど、確かに何か足りないんだと感覚が語っていました。

劇場版傷物語には、その足りない何かが満ち溢れていました。

これだけで私はこの鉄血篇観るために劇場に4回足を運びました。映画を複数回観たのはこれが初めてで、それくらいに凄かった。

 

8月の第二章熱血編、当時忙しくこれは1回しか観に行けませんでした。

熱血編は戦闘メインなところもあり、区切りとしては適切ですが物語シリーズとしては少し物足りないなと感じました。あくまで単品として観た場合ですが。

それでも劇場版の戦闘シーンはTVアニメと比較してかなり気合が入っていて良かったです。

 

そして2017年。最終章の冷血編を観ました。

83分と前2つと比べると少し長め。つまりそれだけ楽しめる。

感想を書くなら「最高の物語シリーズだ」でしょうか。

キャラ同士の掛け合いとシリアス、そのバランスが最高でした。

作画も前2つと比較して見違えるレベルに気合が入っていました。

暗い場所で懐中電灯などを使うと光に照らされた場所でホコリが浮いてるのが見えますね?体育倉庫のシーンでそれがとても丁寧に描かれていて感心しました。

演出もシャフトらしさをありとあらゆる場所に詰め込んでいて「シャフト40週年記念作品」の名に恥じない素晴らしいものでした。

前2作は正直ネットなどで「60分で1500円は高い」だの鉄血篇に至っては同時期に公開されていた「ガルパンのほうが価値がある」だの言われていましたが、冷血編は半年という制作期間、1500円という値段に何の疑問も感じることのない、むしろそれ以上の作品だったと思います。

 

阿良々木暦とキスショット=アセロラオリオン=ハートアンダーブレードのお互いに傷を分かち合った最初の物語。ここから物語シリーズは始まり、今も続いている。

この最初の物語を観るまでにとても長い時間がかかりましたが、ここに完結したことがとても嬉しいです。

化物語は観ていたけど、最近の物語シリーズは観てない」

そんな人にほど観てもらいたい。誰もが持つ5年待たせた不満を吹き飛ばしてくれる作品です。

 

 

ところで先日の最強寒波の日に凍結したコンクリートで転び、膝にそこそこ大きな怪我を負いました。

ここ一週間はなるべく膝を曲げないように、イスに座るときも足を伸ばして座るように心がけていたんですけど、劇場内のシートは足を伸ばせるほど広くなく、仕方なく膝を曲げて83分耐えました。

結果的に映画が終わってから痛みが悪化しこの記事も痛みと戦いながら書いています。

劇場版傷物語は完結しましたが、自分の傷物語はもうしばらく続きそうです。

 

 

・・・・・・

 

 

終物語(下)のアニメ化が待ち遠しいですね。

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