beatmaniaIIDX INFINITASを導入した
長い間IIDXのCS環境を整えたいなーと思っていたんですが、PS2は持ってないし専コン買うのはお金がかかるしとスルーしてきました。
そんな中でPS2版EMPの続編にあたるINFINITASのサービスが開始したのが2015年末。
発表当時はこれを気に始めるかー!と意気込んでいたんですが新専コンを買うお金が手持ちになくここでもスルーしてしまいます。
そこから半引退からの復帰などがありモチベが比較的高まっている中、先日専コンを入手する機会に巡り会えたのでようやく私もオウチマニアの仲間入りを果たしました。
さすが公式と言えるデザインです
INFINITASをインストールし、さあやるぞと意気込んでボタンを叩く・・・
固い。なんだコレ。
ボタンの反動がハンパない、こんなの練習どころか腱鞘炎になる予感しかしない。
調べたところマイクロスイッチが100g超えらしく、とてもそのままで常用できる代物ではなかったのでボタン周りを改造することにしました。
いざ改造
今回使用したのは以下の2つ
・オムロン製マイクロスイッチ(押圧25g)[型番:D2MV-01-1C2]
・照光式押しボタン用スプリング(20g)[型番:OBSA-SP(20g)]
マイクロスイッチは押圧50gもあるんですがここは好みですね。
私は通っているゲーセンに合わせて25gを選びました。
使った工具は六角レンチ(元々付属してるやつ)、ニードル、マイナスドライバー、カッター、あと手袋があったほうが負担が少なくなりそう。
三和電子さんの対応が早く、注文してから1日程度で届きました。
届いたダンボールに「ゲームパーツ」って書いてあったけどその用途にしか利用されてないのかな?
バネが少なく感じますがちゃんと10本入ってます。
マイクロスイッチは予備含めて8個買った。
パカっと空けてみます。
ごちゃっとしてるけど単純な配線です。
ちなみに左側に映っている箱。届いた日に静音化のために緩衝材を敷いてます。
気休め程度でも無いよりマシ。
箱の話は置いといてボタンのほうに移ります。
マイクロスイッチを交換するために各ボタンの端子を抜いていきます。
これについては公式が動画を出してるのでこれを見れば分かりやすい。
動画だとすんなり端子が外れてるけどこれ物凄く固い。
7個のボタン全て外すだけで1時間近くかかった。
動画だと横の端子はニードルなくても外せるよーとか言ってるけど、赤線の端子はゴリラじゃないと無理ってレベルに固いので私はここでマイナスドライバーを使って引き抜きました。
端子を4本全て抜いたらボタン側とマイクロスイッチ側にそれぞれ分けます。
ボタンをさらに分けると黒い部品と白い部品に分かれるので白いほうにバネを置きます。特にカットとかはせずそのままで。
ボタンに貼ってあるピンクの物体はマジックテープです。
黒側に挟まってるのは厚紙、どちらも静音化です。
ボタンを戻す際に黒側の穴にある突起からバネがはみ出さないように気を付ける。
ボタンはこれで完了なのでマイクロスイッチへ。
スイッチ接続部分の緑と黒の隙間にマイナスドライバーを突き刺して持ち上げます。
ハマっていた突起が外れるのでそのまま回転させると外れます。
あとは新しいスイッチを取り付ければ終わりなんですが、サイズが少し違うみたいで綺麗に嵌らない。
仕方ないのでカッターで少し削ります。
左が削ったもの、右が削る前です。
だいたいこれくらい削れば入りやすくなると思う。
スイッチを交換できたらあとは端子を繋ぎ直せば終了です。
交換完了!
なんか最初と配線違う気がしますがまぁ大丈夫でしょう。
色々と苦戦が続いたので結局ここまで3時間弱かかりました。
あくまで私がやった場合なので、固い端子を難なく抜ける人なら1時間程度で終わると思います。
プレートを戻す時に気を緩んで線を挟まないように注意しましょう。
きちんと閉めるまでが専コン改造です。
こんな感じで苦戦しましたが無事改造も済んだので毎日快適にINFINITASをプレーしています。
ACで削除されたHardcore Maniaがプレーできるのが本当に嬉しい。
始めたばかりで曲も少ないですが、ガンガンプレーして曲を増やしつつ地力も上げていきたいです。
専コン改造は勝手さえ理解すれば誰でも行えるので、ぜひ自分に合った環境を構築してみてください。
私もお金ができたら次は三和ボタンを買おうと思います。
今回専コンを改造するに辺り、こちらのブログを参考にさせて頂きました。感謝。